∴ICコラム〖日常災害への対策〗
2025/02/19
こんにちは!
こちらの記事では、日常災害への対策について私が学んだことを発信いたします。
お家づくりのお役に立つことができれば嬉しいです♪
安全かつ安心のお家に住み続ける為にできることを考えてゆきましょう。
家庭内で起こる日常災害は、危険察知や把握をすることで防ぐことが可能です。
主な日常災害の危険は以下の3つに分類されます。
①落下型…墜落、転落、転倒、落下物による打撲
②接触型…ぶつかり、挟まれ、こすり、鋭利物による傷害
③危険物型…火傷・熱傷、感電、中毒、酸欠、溺水
特に浴室内での溺水事故は高齢者に多いようです。
住まいの計画においては日常災害への対策も必要でございます。
日常災害とその対策
【床面での転倒】
・床材やワックスなどの選択ミスによる滑りや小さな段差による転倒
→敷居などの段差をなくす
→水などで濡れても滑りにくいなどの機能が考慮された材質を選ぶ
→転倒時の衝撃を吸収する軟らかい材質にする
【衝突】
・ドアや突起物に衝突する
→移動動作できる動線を確保し、住まう人にとって不自由にのないよう
ドアの種類や突起物の寸法などを考える
【階段などからの転落】
・勾配が急であったり、段板が滑りやすい材質の場合の転落が多いですので
下降時のほうが転落しやすい
→階段の壁に手摺をつけて安全を守る
→滑りにくい段や万一の転落時の衝撃を吸収する軟らかい材質など
形状や安全性が高い商品を選択する
【不完全燃焼による中毒】
・開放型燃焼器具の不完全燃焼による一酸化炭素の発生
→換気扇を運動させるなどで対応する
【火傷】
・調理中や開放型燃焼器具の使用に際した火傷
→直火を使用しない電磁調理器や密閉型燃焼器具を使用する
【溺水】
・浴槽などで溺れる事故が多い
→浴槽に水を溜めておかないようにするなど
安全とは損傷や損害がないと客観的に判断できる状態であることと、
安心とは個人の主観的な判断に大きく依存するものですので
安全・安心なお家で快適にお住まい続けることができるよう
私たちはお家づくりのサポートをしてまいります。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただけますと幸いです。
お打ち合わせの際にはお施主様のご要望をお伝えいただけましたら、スタッフ一同がお客様のご希望に合わせて最適な空間づくりを提案いたします。