九州旅行記2024④ ~福岡・大宰府編~
2024/05/19
九州旅行、3日目は福岡へ。
なんか九州ってでっかいからか、大阪とかから行くと距離感バグりそうになりませんか。地図で見ると長崎佐賀福岡ってなんか楽に行けそうな感じするのにしっかり2時間かかりました。当たり前。
でも高速道路はひたすら空いてたので爽快でした。関西じゃなかなかこうはいかん。
福岡に来た主な目的は、大宰府天満宮。
学問の神様として有名な菅原道真公を祀るこの大宰府、その評判通り社会見学にきている学生で賑わっておりました。
この歳から何かの学問をはじめるということもあまりないかもしれませんが、まぁなんにせよ頭が良くなるに越したことはないので、しっかり参拝。
熾烈な争奪戦を繰り広げる駐車場の誘導合戦を見ながら、いざ境内へ。
境内は本殿の建物だけでなく、その道中には様々な店が軒を連ねる商店街や、美しい景色が楽しめる心字池など、普通に観光地としても楽しめるエンタメぶり。
大きな神社のひざ元が賑わっている光景は、どことなく京都っぽさも感じました。
人混みから逸れて、長い長いエスカレーターと動く歩道を乗り継ぐと、突然視界に飛び込んでくる近代的な建物が。
大宰府から山を登った先には、九州国立博物館が。
国立博物館と言えば、やはり京都にもありますが、あちらが仏像や名画を主とした美術系博物館であるのに対して、こちらは発掘された遺物などがメインの、歴史系博物館で趣きが異なります。
オシャレすぎる内装。
いろいろあります。
なんか修学旅行みたいでいいですね。僕の学生時代は修学旅行先が東京とかシンガポールとか、楽しいんだけどこういう学びの時間というのはあまりなかったので、またいつかいろんな博物館とか回ってみたいなぁ。
こういうのって大人の趣味って感じしますよね。僕は趣味がどうにも子どもっぽい・落ち着きがない・陰キャっぽいと評判なので、今後は趣味を訊かれたら「博物館・美術館巡り」と言っていこうと思います。頭よさそう。
旅行というとやはりその土地土地の美味しいものを食べてこそ。
大宰府では「梅ヶ枝餅」という焼き餅が有名で、数多くの店がひしめき合う商店街のうちの半分くらいは梅ヶ枝餅の店なんじゃないかという勢いなんですが、本当に焼きたてのお餅を食べさせてくれるので、めちゃくちゃ美味かったです。焼きたてなら大抵のものは美味い。
あとは、博物館脇に「足湯茶屋」なんてものもあり、こちらはどちらかというと外国人観光客に人気の店って感じで正直価格も旅行者向け感がすごいんですが、いい陽気の中、足湯に漬かりながらあったかいお茶と名物のうなぎにぎりを食べられるのは、なかなか旅行感があって楽しかったです。
それとなんといっても福岡と言えば通りもん。
日本各地に名物みやげは数あれど、通りもんより美味い土産はありません。
大阪でもジェネリック通りもんとか言われているみるくまんじゅうや、某なんちゃら化粧みたいなやつは食べられるんですが、通りもんに変わるものは通りもんしかないと豪語できます。
不思議なんですが、九州ってこういう「◯◯堂」みたいなお菓子会社めちゃくちゃ多くないですか。
いくら長崎の名物がカステラだからって、カステラ作ってる会社だけでも10社も20社もあって、どうやって採算とってるんでしょうか。高速道路を走っていても、ナントカ堂のトラックを何台も見かけたりして。
お土産だけでそんなに消費できるもんなんでしょうか。県民でもそれなりに消化してるのかもしれませんが、それにしたってカステラって一回食べると「ウーン月イチくらいでいいや」ってなると思うんですが(僕だけだったらすみません)。
岡山の豚は桃を食わせて育てるとかいう噂を聞いたことがありますが、長崎でも牛だか鳥だかにカステラ食べさせて育てたりするんですかね。まさかね。
なにはともあれ、もし福岡にお立ち寄りの方はぜひお土産に通りもんをお買い上げください。
そして僕にください。6個入りでいいので。
長いようで短い九州旅行。半年に一度はこうしてどこかに旅行に行きたいと思っているのですが、まだまだ広い九州、行ってない場所もたくさんあるので、次はまた10月ごろに!
次は大分に行きたい。