家づくりの流れ|何からはじめる?どのくらい時間がかかる?
2023/08/25
家づくりって何からはじめたらいい?
人生の一大イベントである、マイホームづくり。
だからこそ、誰だってはじめる時は初心者。何度もマイホームを建てた経験のあるベテラン、なんて方はそれほどはいないと思います。
インターネットで調べればたいていのことはわかる現代、もちろん探せば家づくりの経験談を書いてくれているブログなどはたくさん存在します。でも、やっぱり第一歩を踏み出すのは勇気がいりますよね。
どのくらい時間がかかるんだろう?予算はいくらあればいいんだろう?誰に相談すればいいんだろう?
そんな方のために、今回はアトリエクラッセ一級建築士事務所 枚方スタジオでの家づくりの流れの一例を、ざっくりと紹介いたします。
設計士に相談する
0か月目
おうちのことは、おうちのプロへ。資料請求やネット検索でしっかり情報収集して、気になる工務店・ハウスメーカーを絞れたら、まずは実際にお話をしてみるのをオススメします。
ご相談会やモデルハウスの見学は無料で参加できることを謳っている工務店などは多く存在します。アトリエクラッセ枚方スタジオでは無料相談会を常時実施中なほか、実際にお客様と建てたおうちを見学できるオープンハウスも開催。その後のプラン作成やお見積もりなど、設計契約を結ぶまで一切代金を頂かないスタイルを採用しています。
たとえば病気の治療の際に複数の病院で診断してもらう「セカンドオピニオン」が一般的なものとなりましたが、家づくりも同じで、特別な理由のない限りいくつかの工務店やハウスメーカーでお話を聞いてから本命を決めるのがオススメ。
A社では無理だと言われたことがB社では可能だったり、B社で出した見積もりよりC社の方がぐっと安く済んだり。一概に工務店・ハウスメーカーと言っても仕様や単価は大きく変わってきます。
もちろん予算のご相談なども承ります。お客様の無理のない範囲で、理想を実現できる資金計画を立てるお手伝いを致します。
土地を探す
1か月目
何をするにもまず土台から。夢のマイホームを建てる「土地」を探しましょう。
家づくりは土地がないとはじまらない!まずは希望の広さや立地から絞り込んで土地を探し、条件の中で間取りを考えていくのが家づくりの早道です。
アトリエクラッセ枚方スタジオでは、すでにお持ちの土地や現在お住まいの家の建て替えはもちろん、ゼロから家づくりをはじめるお客様も土地探しから徹底サポート。経験豊富な設計士の知見を活かして、本当に良い土地を、可能な限り安く購入できる方法をこっそりお教えします。また、自社で土地の販売も行っておりますので、すぐに現地を見学することもできます。
その場所に建てるメリット・デメリットをしっかり知った上で、最適な妥協点を見つけることが、土地探しのポイントです。安く買うことができても、地盤が弱いと改良工事が必要になり結果的に余計な予算がかかるといったこともあるので、注意が必要です。
間取りを作成する
2ヶ月目~6か月目
土地が決まれば、いよいよ家の間取りを考えていきます。
家族それぞれの希望を出し合って、あれもほしい、これもほしいを詰め込んだ世界にひとつの間取りづくりは、注文住宅の醍醐味。じっくり時間をかけてプランを作り上げていきましょう。弊社ではお客様の希望を設計士が直接ヒアリングし、プロの目線から最適なプランをご提案いたします。
間取りが決まり、土地の地盤調査や建築確認の申請、住宅ローンの審査などを経て、いよいよ着工開始。地鎮祭や上棟式など、工程ごとに催しが執り行われ、気分も盛り上がります!
工事期間中も、壁紙クロスや家具などのインテリアを随時コーディネーターと話し合い、ひとつひとつ作り込んでいきます。着工から完工までは一般的に4か月程度。年末年始やお盆など長期休暇を挟む時期や、梅雨や台風など天候不順が続きやすい季節などに工事をする場合は、もう少し長めに予定を見ておく必要があります。
完工
10カ月目~12カ月目
ついにお家の完成!ですがこれで終わりではありません。
きちんと図面通りに完成しているか細部までチェック、家具や資材の搬入でついた傷や、ちょっとした汚れまでしっかり確認して是正します。検査の際は、家づくりに携わった設計士やコーディネーター、現場監督はもちろん、他部署から人を呼ぶことも!
その後は、施主様にも出来上がりを確認してもらい、修正箇所があれば徹底的に是正。ご納得いただけたら、正式に引き渡しとなります。
もちろん、実際に住み始めてから気づいたこと・うまく機能していない部分などがあれば、しっかり対応。半年・一年・二年・三年・・・と、節目ごとに検査を行いながら、末永くお付き合いを続ける中で、適時お客様のご意見をお伺いします。
家は一生ものの買い物。建てるのにかかる期間は一年未満でも、そこでの生活は何十年。
「建てて終わり」ではなく、その後のフォローまで含めての家づくり。「家」とは、ただ形としてのモノ、ではなく、そこでこれから息づく家族の生活が良き物であってこその「家づくり」だ、という思いに基づく私たちの理念です。