株式会社椿工務店

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おうちづくりの一大イベント「上棟式」って?

2023/11/21

「上棟式」ってご存じですか?

家の骨組みである柱や梁を組み立てて、最後に家の一番高い所で屋根を支える「棟木(むなぎ)」と呼ばれる木材を設置するまでを上棟(じょうとう)と呼びます。

建物の一階部分は大工さんが手作業で組み上げていきます。2階以上や棟木を持ち上げる時にはクレーンも使用するため、作業としては大掛かりに見えますが、一般的な大きさの住宅の場合、朝に作業を開始してから昼過ぎにはもうすべて組み上がってしまいます。何もないところからみるみる家が組みあがっていく様子は、見ていると感動もの。

 

家づくりにとって重要な一日であることはもちろん、ここから本格的になる建築が無事に進むようにという祈りを込めて、上棟までの工程が終わった後に執り行われるのが上棟式です。近年では、地鎮祭のように神主さんを呼んだり、特別なにかを行うというわけありませんので、希望がない限り施主が参加しないで執り行われることも多くなりました。ただ、地域によっては施主が参加して決まった催しが執り行われる場合もあります。

一般的には棟梁さんが「棟札」といわれる、施主や施工者の名前などを記した木札を棟木に打ち付けることで、棟上げが無事に終わったことに対する感謝と、ここからの工事の安全を祈願するという意味合いが強い式となります。家の四隅に塩や酒を撒いて清めたり、施主と施工者で乾杯を交わして親睦を深める、といったことも行われる場合があります。

必ずしも施主が参加する必要はない、とは書きましたが、家の骨組みが組み上がっていく様子は壮観ですし、多くの場合参加を希望すれば断られることもないので、これからお家を建てる方はぜひ上棟の様子を一度見学してみてはいかがでしょうか?

ひと昔前は、施主が料理や飲み物、ご祝儀などを施工者に振る舞う・・・といったこともよく行われていたようですが、一部の地域を除いて近年はそういった風潮は廃れつつありますので、より気軽に参加することができます。無理に差し入れを用意しなくても、それを失礼だと思う大工さんは今はほとんどいないので、ぜひ気楽に見学してみてください!記念写真などを撮っていただいてももちろん大丈夫です。

 

注意として、大工工事のため平日の午前から昼すぎにかけての作業となることが多く、参加する際は事前に現場監督や担当営業・設計士に日程を確認した上で、お休みをとる必要があります。また、天候不順や風の強い日などには作業日程が変更となる場合もあります。

縁起ものでもあるので大安に設定されることが多いですが、作業工程を優先して六曜は意識されず設定される場合があります(建築業界では六曜より選日で行事日程を組むことが多いですが、こちらも近年は気にされないこともあります)。工程の進み具合によっては直前まで日程がはっきりしないこともありますので、特に雨が多い時期・台風シーズンなど工程が延びやすいタイミングは注意が必要です。

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