〖垂れ壁とは〗お役に立てれば幸いです
2024/07/24
こんにちは! IC・企画の者です。日頃よりお世話になっております。
この記事では垂れ壁の計画について私が勉強をしたことを記事にいたしました。
お家づくりのお役に立つことができれば嬉しいです♪
建築物の天井または梁から垂れ下がり、空間のデザイン性向上が期待することができて、空間をさりげなく仕切ってくれるだけでなく、防炎効果もあるため様々な役割を果たす垂れ壁についてまとめました。
垂れ壁の種類
【直線の壁】
直線になった垂れ壁ですのですっきりとした印象で、モダンテイストとも相性が良いのではないでしょうか。
【アーチの壁(R垂れ壁)】
曲線の壁が上品で可愛らしく、室内の雰囲気を柔らかく表現する効果が期待できる垂れ壁でございます。直線の垂れ壁よりも圧迫感を軽減することができる印象でございます。
【三角の壁】
上部が三角形になっており、空間を元気づけるような印象の垂れ壁でございます。
壁紙との合わせ方次第でモダンな雰囲気にすることができます。
上部が開口しているため、直線の垂れ壁よりも開放感を得ることができるメリットがございます。
垂れ壁のポイント
【建具を設けずに空間を区切ることができる】
建具を設けずに垂れ壁にすることで空気を循環させることができ、お部屋が繋がっていることになるので、エアコンを1台で済ませることができるメリットや、片部屋に窓を設けなくても空気を循環させることができます。
【垂れ壁の形状により空間の印象が変わる】
垂れ壁の形状により、空間の感覚は少し違ってくるかと思います。
直線の垂れ壁の場合は、お部屋の区切りの感覚がしっかりとした印象かと思います。
アーチ壁(R垂れ壁)の場合は、上部が柔らかいアーチになっておりますので、空間がやんわりと区切られた印象になるかと思います。
【デザイン性】
空間をデザインする役割も担っており、平面的な空間に立体感をもたらし、インテリアの一部として日常にユニークな楽しさをプラスしてくれると思います。
ウォークインクローゼットや書斎などの個室空間の入口に垂れ壁をご計画なさる場合、
個室空間にアクセントクロスをセレクトすることで、お部屋の区切りを強調することができるので、より特別感がある個室空間にすることが叶います。
【防炎効果がある】
万が一火災の際に、垂れ壁があることで防炎効果の役割を果たす可能性がございます。
熱や煙は天井に向かって上昇する性質を持っているため、垂れ壁があることで充満する熱や煙がお部屋に広がる速度を遅くする目的がございます。
火災が起きてしまった時の一酸化炭素や有毒ガスの危険を少しでも回避したいので対策面として重要なポイントとなりますし、建築基準法で定められた規定の関係で設けることがございます。
下記では弊社施工事例を紹介いたします。
ご参考にどうぞご覧いただけましたら幸いでございます。
LDKに繫がる書斎の入口が三角壁の施工事例でございます。
お部屋のかわいいアクセントクロスと相性が良く素敵です。
居室のクローゼットの入口がアーチ壁(R垂れ壁)の施工事例でございます。
やんわりとした曲線が居心地の良いおしゃれな空間となっております。
居室のクローゼットの入口が直線の垂れ壁の施工事例でございます。
スタイリッシュな印象となっております。
モダンな印象を創ることもできています。
玄関のSICへの入口がアーチ壁(R垂れ壁)となっており、
明るくて楽しい北欧テイストでございます。
日常の出入りの際に心情的にもワクワクした気分になりそうです。
洗面器への入口が三角壁となっており、
存在感のある空間となり手の洗う場所を案内してくれている、そのような印象です。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただければ幸いです。
立体感がありデザイン性が高く、空間を緩やかに区切る役割を持ち、火災時には煙の抑制効果もある便利な垂れ壁は、建具を設けることなくインテリアに洗練された雰囲気をもたらします。
打ち合わせ時に理想の雰囲気をお伝えいただけましたら、弊社の設計士やコーディネーターが、お客様の理想に合わせて最適な空間づくりを提案いたします。