∴ICコラム∴ 照明方法『配光』お役に立てますと嬉しいです♪
2024/12/27
こんにちは! IC・企画の者です。日頃よりお世話になっております。
この記事では、照明の『配光』の種類ついて私が学んでことを発信いたします。
お家づくりのお役に立つことができれば嬉しいです♪
配光とは、光がどのように広がるか、どの方向(角度)に集中しているか、どれくらいの強さで発しているか、どのようなパターンで光が放射されているかなどを表します。
・全配光:おおよそ300度程度の範囲を照らせるもので、広い空間の天井照明に適しています。
・広配光:約180度程度の範囲を照らせるもので、オフィスや個室などの天井照明によく使われます。
・広角配光(下配光):幅広にスポットライトやダウンライトに適しています。
・中角配光(下配光):中程度の範囲を照らせるスポットライトやダウンライトです。
・狭角配光(下配光):非常に狭い範囲をピンポイントで照らすスポットライトやダウンライトです。
~ 配光による照明の種類 ~
直線型照明
光束比:上0~10% 下100~90%
▽照明の効果
白熱ランプやHIDランプ用は強い影が生じやすいです。
天井面を暗く見せる印象で、水平な面に入射する照度を得やすくございます。
・Aはa(直射グレアゾーン)に光があるため器具が輝いて見えます。
・Bは直射グレアがありません。
・Cは非対称配光のパターンです。
・Dは直下照度が高りますが光幕反射グレアも生じやすいです。
半直接形照明
光束比:上10~40% 下90~60%
▽照明の効果
・輝度が高くならないように注意する必要がございます。
・天井や壁面を少し明るくするので直接形に比べて陰影が少し柔らかい印象です。
全般拡散形照明
光束比:上40~60% 下60~40%
▽照明の効果
・輝度が高くならないように注意をする必要がございます。
・提灯のような器具が該当いたします。
直接・間接形照明
光束比:上40~60% 下60~40%
▽照明の効果
・天井と床面にほぼ同じくらいの光量を得ることができます。
・グレアが生じにくく目に優しい特徴がございます。
半間接形照明
光束比:上60~90% 下40~10%
▽照明の効果
・天井面も明るいので空間に暗いイメージを与えにくいです。
間接形照明
光束比:上90~100% 下10~0%
▽照明の効果
・天井、壁面の反射率によって照明効率が異なります。
・低天井で広い部屋は天井を高く見せる効果がございます。
・天井は明るくなりますが器具が影になりやすい特徴がございます。
・物体の立体表現は弱くなります。
・Eは天井面にホットスポットをつくりやすいです。
・F,Gは連続配灯で天井面をより均一に照明することが可能になっております。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただければ幸いです。
お打ち合わせ時にご理想の雰囲気をお伝えいただけましたら、弊社の設計士やコーディネーターが、お客様のご要望に合わせて最適な空間づくりを提案いたします。