∴ICコラム【ソーラーシステム】
2025/01/23
こんにちは! IC・企画の者です。日頃よりお世話になっております。
この記事では、住宅における省エネ対策について私が学んでことを発信いたします。
お家づくりのお役に立つことができれば嬉しいです♪
【省エネ対策の現状】
省エネ対策としては建築物省エネ法、自然エネルギーの利用に関しては非化石エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律、新エネルギーの利用等の促進に関する特別措置法などの法律が掲げられており、これに基づいて様々な対策が講じられております。
【住宅でできる省エネ対策とは】
住宅では、建築物省エネ法の基準が国より提案されております。
住宅においては、まず断熱をより高性能化し、気密性を上げることでエネルギーの損失などを最小限に抑えることが望まれております。
冬に熱を逃がさない『断熱』と夏に熱を侵入させない『日射遮熱』を対策することで、
冷暖房のエネルギー消費を抑えることに繋がります。
その上で、効率の良い家電製品を選ぶことでエネルギーの消費を抑えることも考えます。
更に自然エネルギーなどを利用することで化石燃料の消費を抑えるシステムも開発されてきております。
省エネ対策等の取り組みの今後の進め方には、省エネ基準をZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能に引き上げなど考えられています。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、外皮の断熱性能を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅のことです。
太陽光発電設備の設置促進も考えられています。
【ソーラーシステム】
太陽の熱を利用するしくみのことでございます。
アクティブソーラーシステムとパッシブソーラーシステムに大別されます。
アクティブソーラーシステムとは、機械を積極的に利用して太陽熱を集めて利用する方法でございます。
循環させるためのポンプや天候の変化を補助するボイラーをもつのが特徴で、電気も必要とします。
パッシブソーラーシステムとは、基本的に機械などを必要せず建築的な工夫で太陽熱を集めて利用する方法になります。冷暖房を極力使わないようにしながら、太陽や自然のメカニズムを上手く利用して快適な生活を送ることができます。
代表的なシステムといたしましては、ダイレクトゲインという昼間にガラスなどを通して太陽光熱を屋内に取り入れて床材や壁材に蓄熱し、夜間に放熱するシステムのことです。
冬場は活躍しますが、夏場は日射を遮蔽をする必要があるかと存じます。
また、温室などを南側に取り付けることで熱を制御する付設温室を計画する方法もあり、換気扇やポンプを使用して熱を移動させる方法もございます。
今回の記事では、太陽の熱と光を効果的に利用して快適に過ごすしくみに触れました。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただければ幸いです。
お打ち合わせ時にご理想の雰囲気をお伝えいただけましたら、
弊社の設計士やコーディネーターが、お客様のご要望に合わせて最適な空間づくりを提案いたします。