株式会社椿工務店

おしゃれな間接照明のススメ|空間をデザインする秘訣

おしゃれな間接照明のススメ|空間をデザインする秘訣

2023/04/23

インテリアのコーディネートを決めていく中で、必ずと言っていいほどご質問をいただくのが間接照明について

インスタなんかで見るオシャレなインテリアって、けっこう間接照明が決め手になっていることも多いんですよね。あんなふうな「映え!」なお家、すごく憧れる!でもどこにどんな風に照明を置けば、あんな風にカッコよくなるんだろう?

 

壁や天井を照らすことで、反射光が柔らかく広がる効果がある間接照明。光源の「点」ではなく、広い「面」で部屋に広がるから、とっても上品に見えます。間接照明ってインテリアの「演出」の決め手になる要素なので、単にクロスの色や間取りを決めるようには決められず、むしろそれらの「良さ」を引き出すところに、間接照明の魅力があります。間取りやテイスト、設置する場所によって最適な間接照明は変わってくるので、こうしとけば間違いない・・・という正解を求めるのは難しい。

 

これから間接照明にチャレンジしたい、そんなあなたに、今日は間接照明をつけるメリット・デメリット、オススメの間接照明を簡単にまとめました。

目次

    間接照明のメリット

     👉直接光が当たらないので、目にやさしい

    省電力で明るいLED照明が普及するにつれて、強すぎる光に眩しさを覚えることも。パッと見では普通に見えても、長時間その場所にいると知らず知らずに目を疲れさせてしまう、という場合もあります。
    間接照明であれば、直接的な光が目に入りにくく、刺さるような眩しさを大幅に軽減できます。

     

    👉ぼんやり広がる光が落ち着いた空間を演出

    ダウンライトなど、スポットで照らす照明と違って、ふわっと広がるような柔らかな光は、上品で落ち着いた雰囲気を演出してくれます。また、要所要所で照明の種類を使い分けることで、メリハリ感を作ることもできますので、うまく使えれば、ホテルライクな高級感を感じられます。

     

    👉リラックス効果があるので寝室などにも最適

    優しい光によるほどよい薄暗さには、大きなリラックス効果があります。マッサージやエステのお店でも、施術中は明かりを暗くすることが多いですよね。寝室のサブ照明として間接照明を活用すれば、快適な眠りが得られるかもしれません。

     

    👉天井・壁を照らすことで境目をボカして開放的に

    間接照明で照らされた壁などは、輪郭がボケて奥行き感が生まれます。壁や天井の「カド」は場所によっては圧迫感の原因になることも。それらを光がうまく隠してくれるので、実際以上に部屋に広がり感を感じることができるようになります。

    間接照明のデメリット

    👉ランニングコストがかかる

    当然と言えば当然ですが、照明をつけると電気代がかかります。特に間接の場合、必要な光度を得ようとすると、より光量の強い明かりが必要となります。また、演出として使う場合も、本来必要のない明かりを常時つけるような形になってしまうので、なんでもどこでも付ける・・・というよりは、設置場所をきちんと絞り込んで使うことが大切になってきます。

     

    👉読書や書き物には光度が足りず不向き

    間接照明は、どちらかというと部屋の雰囲気づくりとして利用されることが多いものなので、純粋に照明としての性能、つまり読書などの明かりとしては光量が足りない場合が多いです。読み書き用のデスクや、料理を並べるダイニングなどには、きちんと個別の照明をつける必要があります。

    オシャレだからと、やみくもにつけても充分な効果を発揮できないばかりか、あとで後悔のもとになったり、せっかくお金をかけて設置したのにほとんど使わなかった・・・なんてことも。なぜその場所につけるのか?設置することでどんな効果が得られるのか?なかなか感覚的にはわかりにくい部分なので、実績と知識をそなえたインテリアコーディネーターにご相談することをオススメします。

     

    主な間接照明の種類

    コーブ照明

    Cove Lighting

    上向きのライトで天井を照らすコーブ照明。まるで天井それ自体が光っているような、柔らかく広い範囲に降り注ぐ効果が見込める照明です。折り上げ天井や下がり天井によって生まれる段差の隙間部分に隠すように仕込むのが一般的。天井という広い面を照らすことで光が大きく広がり、間接照明でありながらそれなりの光量が見込めます。

    コーニス照明

    Cornice Lighting

    天井などから下向きに壁を照らすのがコーニス照明。演出としての意味合いが強く、アクセントクロスなどと合わせて部屋の雰囲気づくりに貢献します。壁と天井の間からこぼれる様な淡い光が、美しいコントラストを描き出します。また、壁の輪郭がボケることで部屋に奥行きが生まれる効果も。

    また、これらを組み合わせて壁から上下を照らす「バランス照明」と呼ばれる間接照明もあります。その他、床面の段差や階段の蹴上部分などに設置して、床面を照らす照明なども存在します。

     

    まとめ|後悔しない間接照明を!

    いかがでしたか?

    インテリアの中でも奥が深い間接照明。バチッと決まった時のカッコよさは、他ではなかなか得られないもの。大がかりなものは後付けが難しい場合もあるので、設計段階から設計士やコーディネーターと相談して、後悔しない間接照明を選びたいですね!

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