吹き抜けの相棒|シーリングファンが作る、おしゃれで快適な空間
2023/10/24
シーリングファンって?
吹き抜けってカッコいいですよね。
ドーンと広がる高い天井が、リビングの開放感を大幅に高めてくれる。さらに、高所に設けた窓から、遮るもののない陽光が燦燦と降り注ぐ・・・。
高級感と実用性で、リビングの質をグッと上げてくれる、そんな吹き抜け。しかし、お客様の中には「空間が広くなると、エアコンの効率が下がりそう」という心配をされる方も。
結論から言うと、吹き抜けを設けると冷暖房の効率はどうしても下がってしまいます。単に空間が広くなるからというだけではなく、高さが生まれることで暖かい空気は上に、冷たい空気は下に、という偏りが発生してしまいます。
しかしそんな問題点を解決してくれる、吹き抜けにとって「相棒」と言っても過言ではないようなアイテム。
それがシーリングファンです。
ロッジのような広い空間を持つ場所や、カフェのような頻繁な人の出入りによって空気に偏りが生まれてしまうような場所に、よく設置されている天井のファン。
「あれって何のためについてるんだろう?オシャレなインテリア?」
と思われたこと、一度はあるんではないでしょうか?
クーラーや扇風機のように、それ自体が涼しさを生み出してくれるものではありませんが、実は部屋の温度を一定に保ち、冷暖房効率を高めてくれる、とっても頼もしい吹き抜けの味方なんです。
縁の「上」の力持ち
前述のように、暖かい空気は上にあがりやすく、冷たい空気は下に溜まりやすい。
それによって部屋の快適性が下がるのはもちろん、エアコンのセンサーが部屋の温度を誤認して、十分涼しいのにもっと温度を下げようとガンガン風を送り込んだりすることも。
シーリングファンがあれば、上に溜まった温度の高い空気を、循環させるように下に送り込んで、部屋の温度を一定に保ってくれます。シーリングファンを回すこと自体にも電力はかかりますが、冷暖房効率の向上効果はその何倍もの電気代節約になります。
また、空気の循環は空気清浄機の効果を高めてもくれます。家の換気を頻繁にできれば問題はないのですが、季節によって花粉や虫の侵入を嫌ってあまり窓を開けないという方も多いのではないでしょうか。そんな時に役立つのが空気清浄機。
ですが、空気清浄機の多くは床に置いて使うタイプのものなので、当然ながら、高所の空気はうまく吸い込めず、目に見えない空気の汚れだけでなくホコリなども貯まってしまいがちです。
シーリングファンを使って天井付近の空気を下へ下へと送り込めば、常に空気清浄機を通したきれいな空気が循環するようになります。
もちろん、見た目がオシャレなのも人気の理由。シーリングファンの中には、照明を組み合わせて設置できるものなどインテリア性の高い製品もあり、まさにいいことづくめ!
吹き抜けにはほぼマストの設備と思っていいかもしれませんね!
吹き抜けだけでなく、一般的な天井高の部屋に設置することも可能ですが、見た目より重量があるものなので、特にリフォームなどで設置する場合は天井下地の補強が必要な点は注意が必要です。
ご要望の場合はぜひ一度お問い合わせください