注文住宅はアトリエクラッセ一級建築士事務所枚方スタジオにおまかせ!ー縁側ー
2021/10/14
縁側
一般的に縁側は和室と屋外との間に設けられた板張りの状の通路を指します。
外の空間と部屋との間にある曖昧な空間は、日本家屋独自の意匠となっています。
縁側にはいくつかの種類があるのですが、代表的な「濡れ縁」と「くれ縁」をご紹介いたします。
__濡れ縁
壁や雨戸などの外側に造られた縁側。雨風にさらされると濡れるので「濡れ縁」と呼ばれています。
一般的な縁側のイメージは濡れ縁を創造される方が多いのではないでしょうか。
持ち運びがしやすいように固定されていない据え置き式があるのが特徴で、リフォームによる後付けや移動がしやす
い縁側となります。
__くれ縁
雨戸の内側に造られた縁側。雨の日でも庭の景色を眺める事ができるのが特徴です。
雨戸を全開にすれば濡れ縁の様に日の光や風を感じることができるので、使い勝手の良い縁側とも言えます。
面積が広いくれ縁を「広縁」とも呼び、旅館の窓側のような椅子やテーブルを置かれているリラックスできる空間に使わ
れたりします。
__縁側の魅力
居室部分の室温を快適な温度に調節してくれる所です。
居室と屋外の間に縁側があることにより、縁側が緩衝地帯となって室温を一定の温度に保ってくれます。
縁側の上の軒や庇が直射日光を防いでくれる効果もあり、二重で室温を快適に保ってくれます。
冷暖房器具の設定を弱くしても快適に過ごせるようになるので、節電・省エネ効果が期待できます。
もう一点は、コミュニケーションが取りやすくなるという点です。
縁側が家族の休憩スペースになることによって、気軽なコミュニケーションスペースとして機能してくれます。
玄関近くに縁側がある住宅の場合は接客スペースとして活用したり、ご近所の方との交流が図りやすくなったり
するメリットがあります。
土地の事情や住宅スタイルの変化によりあまり見かけなくなった縁側ですが、機能的でコミュニケーションの場を提
供してくれる優れものです。
現代では形にとらわれな様々な縁側が増えてきているので、
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