室内物干しのご計画のお役に立てますと嬉しいです♪
2024/09/25
この記事では、室内物干しのご計画について学んだことをまとめました。
お家づくりのお役に立てますと幸いでございます。
室内の洗濯物を乾かす時間が短ければ雑菌が繁殖しにくく、生乾き臭や部屋干し臭などの嫌な臭いを防ぐことができますよね。なるべく早く乾かすには、3点ポイントがあるかと存じます。
【湿度】
空気が乾燥しているほど、衣類に含まれる水分が蒸発しやすいため洗濯物の乾きは良くなりますので、除湿機能がはたらく場所はオススメでございます。
【風通し】
空気が循環すれば衣類から蒸発した水分が周りの空気中にこもりにくくなりますので、洗濯物同士の間隔を空けて干したり、サーキュレーターなどで空気を循環させることをオススメいたします。
【気温】
気温が20度以上あるほうが乾きやすく、室内の日当たりが良い場所は太陽による雑菌効果も期待できますので、なるべく暖かい場所に導入することが洗濯物を早く乾かすポイントかと存じます。
室内物干しのメリット
◎天気に左右されない
雨や強風などの天候に左右されずに洗濯物を干すことができるので外干しのように心配する必要がございません。
◎紫外線のダメージを防げる
日光に含まれる紫外線は衣類が色褪せる原因になりがちなのですが、部屋干しをすることで日光の影響を減らして衣類の傷みを防ぐことができます。
◎花粉やPM2.5などの付着を防ぐことができる
花粉や黄砂、微小粒子状物質などの汚れが付着する心配がございません。
◎プライバシーが保たれる
部屋干しは室内で行うため、外から洗濯物を見えにくくできて安心です。
◎加湿効果
冬場に限りますが、エアコンの暖房による室内の乾燥を緩和するため、室内に干された洗濯物が加湿の役割を果たしてくれます。
室内物干しを後悔したお声・対策など
※ 将来的に使わなくなってしまう可能性も ※
室内物干しスペースを設けても、将来的に使わなくなる場合も考えられます。
アイアンパイプの洗濯物干しだと使用していないのにずっとある状態なので、
それが気になるお悩みをなくすためにも、昇降式(収納が可能)な物干しユニットを選択することもひとつのご計画かと存じます。
施工事例を紹介いたしますので弊社でのお家づくりの
お役に立てますと嬉しいです♪
◤TOTO/サザナ
浴室内のランドリーパイプの事例でございます。
浴槽の真上にこのようにして取り付けることができます。
◤洗面所にコの字型アイアンバーを設置なさった事例でございます。
アイアンバーは頑丈ですのでハンガー等を平行にしっかり支えてくれます。
◤可動棚の下に可動式のハンガーパイプを取り付けた事例でございます。
タオルやマット等を干すことに活躍しそうですね。
自由に調整が可能ですので高めに設定して室内物干しとしてもご使用いただけます。
◤洗面脱衣所の壁に下図のようにアイアンバーを設置した事例でございます。
換気扇もございますので湿度を抑えてカビを防ぐこともできます。
◤洗面所に昇降式の室内干しユニットを設置している事例でございます。
使用しない時は天井に向かって写真のように収納することができるので
スッキリとさせることができるタイプでになります。
◤洗面所に物干しユニットを2台設置している事例ですが、奥のスペースには可動式の棚を設けてあり、収納も叶う魅力的な家事動線となっております。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただければ幸いです。
打ち合わせ時に理想の雰囲気をお伝えいただけましたら、弊社の設計士やコーディネーターが、お客様の理想に合わせて最適な空間づくりを提案いたします。