∴ICコラム∴ 『家具に使う金属材料』お役に立てますと嬉しいです♪
2024/10/18
こんにちは! IC・企画の者です。日頃よりお世話になっております。
この記事では、家具に使う金属材料について私が学んでことを発信いたします。
お家づくりのお役に立つことができれば嬉しいです♪
家具に使う金属材料
家具に使われる金属は、魅力的なデザインを生み出す重要な要素でございます。
木などのナチュラルな素材と金属の組み合わせはデザインとしても相性がよくて馴染みます。
金属の材料は、鋼を代表とする鉄鋼と、アルミニウムや銅、チタンや真鍮などの非鉄金属に分類されます。
【アイアン・スチール(鉄・鋼)】
純度の高い鉄に炭素を加えて鋼にすることで錆びにくくし、強度と耐熱性を高めております。炭素の配合量が多いほど硬くなる性質でございます。
家具によっては『アイアン』という名称で表記されております。
加工性が良く、プレス加工、溶接、表面処理を経て製品化されます。
味わい深い木目素材とスチールが組み合わされたアイアン家具が人気となっております。
【ステンレス】
ステンレスは、鋼の一種でございます。
クロームやニッケル、モリブデン(鋼)を添付して耐食性を向上させ、これらの含有量が多いものほど耐食性に優れ、錆が発生しにくくございます。
高温に比較的強く、腐食しにくく汚れにくいという特徴がございます。
強度が高く、長時間使用しても劣化しにくく家具としての寿命が長いことも特徴になります。ただ傷や凹みが目立ちやすいデメリットがございます。
イスのフレームやテーブルの脚などにも適していますね。
ステンレスを取り入れることでモダンでスタイリッシュな印象を与えます。
【アルミニウム】
アルミニウムは、比重が鋼の約1/3と小さく、軽い合金で熱伝導率が高いという特徴がございます。耐食性に優れ、錆びにくい性質でございます。強度がありながら加工性や展延性が良いため、家具に多く用いられております。
家具用材としては展伸材と鋳物に分けられるそうです。展伸材は複雑な断面形状のものを押出し加工します。テーブルのエッジやイスのフレームなどに使われております。
一方、事務用イスの台座などには、鋳物のアルミダイキャストが多く使われるそうです。
またリサイクルが容易なため環境に優しい素材でございます。
- その他の金属 -
【銅】
加工性や耐食性が良く、質感に独特な魅力があり高級感のあるお部屋を創造することができます。古くから金物などに使われております。
銅に亜鉛を加えた真鍮(黄銅)が家具の取手や金物に使われることが多くございます。
銅製の家具で取り入れやすいのは照明器具で、ランプシェードなどを配置することでお部屋が温かみのある雰囲気に変わります。
色の経年変化があるという点が味わい深く魅力のひとつですが、
赤褐色のままの銅製家具を楽しみたい場合はお手入れ次第で銅の酸化・錆びの発生を防ぐことができます。
【錫(すず)】
は涼やかな印象で鉄や銅に比べると融点が低くいため成形をするのが比較的容易です。酸化しにくいので錆による変化が比較的少なく安定した素材でございます。
ご家庭に取り入れなさる家具の材料について知るきっかけになれば嬉しいです。
また、スタイリッシュな家具を選ぶ際にご参考になさってただけますと幸いでございます。
仕上げ方法に関しても、メッキ仕上げや塗装仕上げなどの方法がございますのでデザインに合った仕上げをセレクトしてくださいませ。
最後までご覧いただき有難うございます♪
素敵な空間になりますように、ご参考にしていただければ幸いです。
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